「3次方程式と4次方程式の『解の公式』」に関する解説
2次方程式が必ず解の公式で解けるのに対して、3次方程式や4次方程式は特別な場合にしか通用しない解法で特別なものを解くことがほとんどです。実は3次方程式と4次方程式にも、必ず解を求めることができる手続きがあります。それらはカルダノの公式やフェラーリの解法と呼ばれており、2次方程式の解の公式と比べるとかなり込み入っていて実用性には乏しいのですが、その分興味深いともいえるでしょう。今回はそのことについて解説します。解説の過程で、様々な計算技術についても説明します。
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