リベラル読解論述研究 指定書籍購⼊のお願い
授業への挑み方
- それぞれの期が始まる前に、書店等にて指定書籍のご購入をお願いいたします。
- 初回の授業までに書籍をお読みいただき、授業にも書籍をお持ちください。指定書籍のない期は、テキストのみで授業を行います。書籍の予習は必要ありません。
中1の使用書籍
3月期・春期(3/14~4/9)

なぜ人は人と支え合うのか「障害」から考える
渡辺一史(ちくまプリマ―新書、2018)
障害者について考えることは、健常者について考えることであり、同時に、自分自身について考えることでもある。2016年に相模原市で起きた障害者殺傷事件などを通して、人と社会、人と人のあり方を根底から見つめ直す。
4⽉期(4/11〜5/13)の使⽤書籍

旅に出よう—世界にはいろんな生き方があふれてる
近藤雄生(岩波ジュニア新書、2010)
将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者がオーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年半にわたる旅で体験し、学んだものは何だったのか.国家に抗して小さな独立国を作った農民やある目的のために路上で楽器を弾き続ける老人など、旅で出会った様々な人々の姿を通して「生きること」の意味を探る。
5⽉期(5/14〜6/10)の使⽤書籍

池上彰の憲法入門
池上彰(ちくまプリマ―新書、2013)
憲法はとても大事なものだから変えるにしろ守るにしろ、しっかり考える必要がある。おしえて池上さん!憲法についてのギモン点!『憲法はむずかしくない』に大幅加筆・修正した憲法入門決定版。
6⽉期(6/11〜7/8)の使⽤書籍

小論文に挑戦しよう
Y-SAPIX オリジナルテキスト
7⽉期(7/9〜7/26)の使⽤書籍

古文の世界にふれる
Y-SAPIX オリジナルテキスト
8月期・夏期(7/27〜8/31)の使⽤書籍

ロボットが家にやってきたら…—人間とAIの未来
遠藤薫(岩波ジュニア新書、2018)
お掃除ロボット、ドローン、AI家電、自動運転車….ふと気がつくと身の回りにはロボットやAIがあふれ、日々の生活に欠かせないものになっている.ロボットの普及によって私たちの生活はどのように変わるのだろう.ロボットは人間を幸せにしてくれるのだろうか? これからの人とロボットの関係を考えるロボット社会文化論。
9月期(9/1〜9/30)の使⽤書籍

地図で読む「国際関係」入門
眞淳平(ちくまプリマ―新書、2015)
日本を取り巻く世界情勢が緊迫している。事態の状況やその地理的・歴史的背景を豊富な地図や資料で整理して解説する。この一冊で、国際関係早わかり!
10月期(10/1〜10/28)の使⽤書籍

QOLって何だろう—医療とケアの生命倫理
小林亜津子(ちくまプリマー新書、2010)
医療が高度化した現在、受けるケアを決めるのは、本人? 医療者? 家族? QOL(生命の質)を軸に、人生百年時代の「よく生きる」を考える、生命倫理学入門。
11月期(10/29〜11/30)の使⽤書籍

学校って何だろう—教育の社会学入門
苅谷剛彦(ちくま文庫、2005)
「どうして勉強しなければいけないの?」「なぜ毎日学校へ通わなければいけないの?」こうした疑問には、大人になった今でもなかなか答えづらい。他にも、「どうして校則でソックスの色まで決められてるの?」とか「教科書ってほんとに必要なの?」など、生徒たちの疑問は尽きない。これらに対する答えはひとつではない。これまで考えられてきた学校や勉強についての「常識」を複眼的に問いなおし、「学ぶことの意味」をふたたび掴みとるための基本図書。

竹取物語
星新一訳(KADOKAWA/角川文庫、2008)
竹取物語はロマンティックな空想物語ではない。かぐや姫の全貌を解明!
五人の求婚者に難題を出して破滅させ、天皇の求婚にも応じない。月の世界から来た美しいかぐや姫は、じつは悪女だった? 誰もが読んだことのある日本最古の物語の全貌が、わかりやすく手軽に楽しめる!
12月期・冬期(12/1〜1/4)の使⽤書籍

おもしろ古典教室
上野誠(ちくまプリマ―新書、2006)
「古典なんて何の役にも立ちません!私も古典の授業が嫌いでした!」こう言いきる著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。
1月期(1/5〜2/4)の使⽤書籍

古文の世界にふれる
Y-SAPIX オリジナルテキスト
2月期(2/6〜3/11)の使⽤書籍

寺内貫太郎一家
向田邦子(新潮文庫、1983)
〈貫太郎のモデルは、私の父向田敏雄である。よくどなり、よく殴り、5年前に亡くなった。お線香代りに、ちょっぴり「立派な男」に仕立て直してお目にかけた……〉。口下手で怒りっぽいくせに涙もろい、日本の愛すべき“お父さん”とその家族をユーモアとペーソスで捉え、きめ細かな筆致で下町の人情を刻み、東京・谷中に暮す庶民の真情溢れる生活を描いた幻の処女長編小説。

その情報はどこから?
―ネット時代の情報選別力
猪谷千香(ちくまプリマ―新書、2019)
私たちはいつの間にかインターネットと毎日繋がっています。知らず知らずのうちに行動や考えがインターネットに影響されているかもしれません。たくさん流れてくる情報に惑わされないために大切なこととは。
中2の使用書籍
3月期・春期(3/14~4/9)

世界の教科書で読む〈宗教〉
藤原聖子(ちくまプリマ―新書、2011)
世界の宗教というと、ニュースはテロや事件のことばかり。子どもたちは学校で、他人の宗教とどう付き合うよう教えられているのか。信者の子どもたちの暮らしぶりはどうか。欧米・アジア9か国の教科書を実際に確かめてみよう。
4⽉期(4/11〜5/13)の使⽤書籍

はじめての哲学的思考
苫野一徳(ちくまプリマ―新書、2017)
なぜ人を殺してはならないの?生きる意味とは何だろう?人生の問いから社会の難問まで力強く「解き明かす」哲学の考え方を知ろう。
5⽉期(5/14〜6/10)の使⽤書籍

日本語は「空気」が決める—社会言語学入門
石黒圭(光文社新書、2013)
上手な日本語とは、正しい日本語ではなく、「ふさわしい」日本語――特に日本語の場合、その場の空気を的確につかみ、言葉選びをすることが重要である。社会言語学とは、言葉を、生きたものととらえ、実際の言葉が、出身地や性差、職業、社会階層、状況、伝達手段、伝達相手、などによって、多様に使い分けられていることを研究する学問である。その取り扱う内容もさまざまだ。なぜ、方言はうらやましがられたり、馬鹿にされたりするのか。『となりのトトロ』のサツキとカンタの会話から、何が分かるのか。あの人はなぜ自分のことを「オレ」と言ったり「ぼく」と言ったりするのか。ママと呼んでいたのがかあさん、おふくろ、母親、と変化するのはなぜか。状況に合った敬語が使えるようになるにはどうしたらよいのか……。現実に使われる等身大の身近な日本語に焦点を当てながら、自分の言葉を相対化し、自分と社会の関係を見つめなおすことにもつながる1冊。
6⽉期(6/11〜7/8)の使⽤書籍

ディベートに挑戦しよう
Y-SAPIX オリジナルテキスト
7⽉期(7/9〜7/26)の使⽤書籍

文語文法の基礎と古文の読解
Y-SAPIX オリジナルテキスト
8月期・夏期(7/27〜8/31)の使⽤書籍

いのちを“つくって”もいいですか?―生命科学のジレンマを考える哲学講義
島薗進(NHK出版、2016)
9月期(9/1〜9/31)の使⽤書籍

データはウソをつく—科学的な社会調査の方法
谷岡一郎(ちくまプリマ―新書、2007)
正しい手順や方法が用いられないと、データは妖怪のように化けてしまうことがある。本書では、世にあふれる数字や情報の中から、本物を見分けるコツを伝授する。
10月期(10/1〜10/29)の使⽤書籍

じぶん・この不思議な存在
鷲田清一(講談社現代新書、1996)
わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。
11月期(10/29〜11/30)の使⽤書籍

平家物語ービギナーズ・クラシックス 日本の古典
(KADOKAWA/角川ソフィア文庫、2001)
平家の興亡を古典文法不要で楽しもう! 壮大な歴史ロマンをしっかり把握。
一二世紀末、貴族社会から武家社会へと歴史が大転換する中で、運命に翻弄される平家一門の盛衰を、叙事詩的に描いた一大戦記。源平争乱における事件や時間の流れが簡潔に把握できるダイジェスト版。

競争社会の歩き方—自分の「強み」を見つけるには
大竹文雄(中公新書、2017)
協力を否定し、利己的で、やられたらやり返す――。成績に順位をつけず、競争より協力を重視した教育を受けた子どもは、そうした価値観をもつという。それはなぜか。競争というと、日本では否定的にとられがちだが、自分の強みを見つけ、社会を活性化させる機会でもある。チケット転売問題から、政府が取り組む女性活躍推進、社会保障給付の問題まで、競争社会を生き抜くための大きなヒントを与える。
12月期・冬期(12/1〜1/4)の使⽤書籍

古典を読んでみましょう
橋本治(ちくまプリマ―新書、2014)
えっ、浦島太郎はじいさんじゃなくて、鶴になったの?一寸法師はじつは性格が悪くてやりたい放題だった?日本の古典は自由で、とても豊かだ。時代によっていろいろある古典が、これで初めてよくわかる。
1月期(1/5〜2/4)の使⽤書籍

文語文法の基礎と古文の読解
Y-SAPIX オリジナルテキスト
2月期(2/6〜3/11)の使⽤書籍

父と暮せば
井上ひさし(新潮文庫、2001)
「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実はもはやこの世の人ではない――。「わしの分まで生きてちょんだいよォー」父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。

命の格差は止められるか—ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業
イチロー・カワチ (小学館101新書、2013)
格差は、負け組も勝ち組も寿命を縮める
ハーバードで世界が熱い視線を送る授業がある。日本人教授イチロー・カワチによる健康格差論の授業だ。先進国の中で寿命が短いアメリカと、世界トップ級の日本。この違いは格差にあった。今、格差の広がりとともに日本の長寿は危機に瀕している。格差はストレスを生み、信頼や絆を損ね、寿命を縮める。人々の命を守るには、日本の長寿を支えてきた、格差が少ない結束の強い社会を守るべき――所得、教育、労働、人間関係…あらゆる側面から格差を分析、新たな長寿への可能性を探る。
中3の使用書籍
3月期・春期(3/14~4/9)

犠牲のシステム 福島・沖縄
髙橋哲哉(集英社新書、2012)
4⽉期(4/11〜5/13)の使⽤書籍

友だち地獄—「空気を読む」世代のサバイバル
土井隆義(ちくま新書、2008)
誰からも傷つけられたくないし、傷つけたくもない。そういう繊細な「優しさ」が、いまの若い世代の生きづらさを生んでいる。周囲から浮いてしまわないよう神経を張りつめ、その場の空気を読む。誰にも振り向いてもらえないかもしれないとおびえながら、ケータイ・メールでお互いのつながりを確かめ合う。いじめやひきこもり、リストカットといった現象を取り上げ、その背景には何があるのか、気鋭の社会学者が鋭く迫る。
5⽉期(5/14〜6/10)の使⽤書籍

死刑その哲学的考察
萱野稔人(ちくま新書、2017)
死刑の存否をめぐり、鋭く意見が対立している。「結論ありき」でなく、死刑それ自体を深く考察することで、これまでの論争を根底から刷新する、究極の死刑論!
6⽉期(6/11〜7/8)の使⽤書籍

新版 論文の教室―レポートから卒論まで
戸田山和久(NHKブックス、2012)
大学生のバイブルが生まれ変わった! インターネットなどの情報へのアクセス法をより詳細に解説。それを使うと必ず作文がヘタになる「禁句集」など巻末付録も充実。より読みやすい論文を書くための文章指南としても使える決定版。キミは論文って何かを知っているか!?
7⽉期(7/9〜7/26)の使⽤書籍

文学史と古文の読解
Y-SAPIX オリジナルテキスト
8月期・夏期(7/27〜8/31)の使⽤書籍

悪意の心理学―悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
岡本真一郎(中公新書、2016)
嘘、皮肉、罵倒、偏見……。面と向かっての会話であれ、ネットでのやりとりであれ、言葉によるコミュニケーションはしばしば暴走し、相手に対して「悪意」の牙を剥く。これらはいじめや差別、クレーマーやセクハラ、政治家の問題発言を生む。一方で、意図していないのに加害者になってしまうこともある。悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。社会心理学・言語心理学の観点から考察。
9月期(9/1〜9/30)の使⽤書籍

これを知らずに働けますか?—学生と考える、労働問題ソボクな疑問30
竹信三恵子(ちくまプリマー新書、2017)
「バイトは休みが取れない?」「どこまで働くと過労死する?」そんな学生の率直な疑問に答えます。仕事選び、賃金、労組、解雇など、働く人を守る基礎知識を大解説!
10月期(10/1〜10/30)の使⽤書籍

砂糖の世界史
川北稔(岩波ジュニア新書、1996)
茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く.大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読!
11月期(10/29〜11/30)の使⽤書籍

それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤陽子(新潮文庫、2009)
膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそ れぞれに国家の未来を思い、なお参戦やむなしの判断を下した。その論理を支えたものは何だったのか。鋭い質疑応答と縦横無尽に繰り出す史料が行き交う中高 生への5日間の集中講義を通して、過去の戦争を現実の緊張感のなかで生き、考える日本近現代史。小林秀雄賞受賞。

今昔物語集を読む『今昔物語集ビギナーズ・クラシックス』
(KADOKAWA/角川ソフィア文庫、2002)
平安朝が生んだ日本最大の説話集を、古典文法の知識不要で縦横に堪能。インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫をビジュアルとともに楽しめる。
12月期・冬期(12/1〜1/4)の使⽤書籍

論語物語
下村湖人(講談社学術文庫、1981)
このうえなくわかりやすい言葉で、『論語』のエッセンスを読める!
孔子が伝えたかったことは、こんなことだった。
次郎物語』で名高い作家にして教育思想家であった下村湖人が、人生をかけて読んだ『論語』を、そこに残された言葉をもとに、ひとつの物語として書き紡いだ。
ページをひらけば、孔子や弟子たちが直接語りかけてくる!
1月期(1/5〜2/4)の使⽤書籍

文学史と古文の読解
Y-SAPIX オリジナルテキスト
2月期(2/6〜3/11)の使⽤書籍

壊れた脳 生存する知
山田規畝子(KADOKAWA/角川ソフィア文庫、2009)
高次脳機能障害の苦しみに決して諦めない心で向き合う医師の、感動の手記。
靴の前後が分からない。時計が読めない。世界の左半分に気が付かない。三度の脳出血で高次脳機能障害となった著者が、戸惑いながらも、壊れた脳で生きる日常を綴る。諦めない心とユーモアに満ちた感動の手記。

動物農場[新訳版]
ジョージ・オーウェル(ハヤカワepi 文庫、2017)
飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立したが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき……。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶオーウェルもう一つの代表作、新訳版
高校の使用書籍
3⽉期・春期(3/14〜4/9)の使⽤書籍

大学入試過去問を使ったリベラルの授業
Y-SAPIX オリジナルテキスト
4⽉期(4/11〜5/13)の使⽤書籍

日本人はなぜ存在するか
與那覇潤(集英社文庫、2018)
5⽉期(5/14〜6/10)の使⽤書籍

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
新井紀子(東洋経済新報社、2018)
東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか?AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか?最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。
6⽉期(6/11〜7/8)の使⽤書籍

「宿命」を生きる若者たち—格差と幸福をつなぐもの
土井隆義(岩波ブックレット、2016)
近年、若者たちを取り巻く社会環境は悪化している。格差の拡大や貧困が深刻化し、それらに起因するいじめや児童虐待も目立つようになっている。ところがその一方で、各種の意識調査によると若年層における幸福感や生活満足度は、逆に高まっている。この相反現象の秘密とはいったい何だろう。「宿命」をキーワードに考える。
7⽉期(7/9〜7/26)の使⽤書籍

漢文脈と近代日本
齋藤希史(KADOKAWA/角川ソフィア文庫、2014)
漢文との格闘が、日本の「知」を創った!漢文は言文一致以降、衰えたのか、日本文化の基盤として生き続けているのか――。古い文体としてではなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。
※テキストに本文を掲載するため、受講生は書籍を購入する必要はありません。
8月期・夏期(7/27〜8/31)の使⽤書籍

平和を作る
小田実(『世界』、1966)
※テキストに本文を掲載するため、受講生は書籍を購入する必要はありません。
9月期(9/1〜9/30)の使⽤書籍

教養としての宗教入門—基礎から学べる信仰と文化
中村圭志(中公新書、2014)
宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
10月期(10/1〜10/31)の使⽤書籍

現代語訳 論語と算盤
著:渋沢栄一 訳:守屋淳(ちくま新書、2010)
資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。
11月期(10/29〜11/30)の使⽤書籍

嘘つきアーニャの真っ赤な真実
米原万里(KADOKAWA/角川文庫、2004)
ユーモラスに、真摯に綴られた、激動の東欧を生きた三人の女性の実話!一九六○年、プラハ。小学生のマリはソビエト学校で個性的な友だちに囲まれていた。三〇年後、激動の東欧で音信が途絶えた三人の親友を捜し当てたマリは――。第三三回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
12月期・冬期(12/1〜1/4)の使⽤書籍

大学入試過去問を使ったリベラルの授業
Y-SAPIX オリジナルテキスト
1月期(1/5〜2/4)の使⽤書籍

アートは資本主義の行方を予言する—画商が語る戦後七〇年の美術潮流
山本豊津(PHP新書、2015)
2月期(2/6〜3/11)の使⽤書籍

不平等を考える—政治理論入門
齋藤純一(ちくま新書、2017)
格差の拡大がこの社会に致命的な分断をもたらしている。不平等の問題を克服するため、どのような制度を共有すべきか。現代を覆う困難にいどむ政治哲学の基本書。
注意事項
- 『GUIDE BOOK 2022』にカリキュラム・指定書籍を記載していますが、版元事情で書籍が手に入りにくくなっている・手に入らなくなった等の理由で変更になる場合があります。変更になった場合は都度ご連絡いたしますのでご確認ください。
- 授業内で小論文を書く場合があります。原稿用紙をご用意ください。
- テキストに本文を掲載する回もございます。その場合は書籍を購入する必要はありません。