SEG代表・古川昭夫氏が
Y-SAPIX数学科顧問に就任

数学のカリキュラム・テキスト刷新のため、科学的教育グループSEG代表・古川昭夫氏がY-SAPIX顧問に就任しました。2024年度は「Grade1 数学」を監修します。その後、年次進行で「Grade4 数学」までのカリキュラム・テキストを刷新します。

科学的教育グループSEG代表・古川昭夫氏

古川昭夫

平岡塾数学科主任を経て、1981年に数理専門塾SEGを創立。SEG代表。SEGで教える他に、月刊「大学への数学」への執筆や、駿台予備学校、河合塾、Z会映像コースでも数学を教える。

2023年9月より、Y-SAPIX顧問。
東京大学理学部数学科卒、東京教育大学附属駒場高校卒。

監修者からのメッセージ

生徒および保護者の皆さんへ

Y-SAPIXでは、2024年度から、学年進行で、数学のテキストを大幅改訂します。中1の4月期から、高1の2月期までのテキストを私、古川昭夫が担当します。今回の改訂では、SEGのカリキュラム、テキストをベースに次の3点を重視して改訂します。

(1)受講生が確実に数学力をつけられる
勉強は、他人と差をつけるためにするものではありません。自分自身が過去の自分から、未来の自分に向かって成長するためにするものです。新しい概念を理解し、現実世界を、より広い視野に立って理解できるようになることは、とても楽しいものです。Y-SAPIXの新しい数学テキストでは、従来より進度をゆっくりにする代わりに、より深く数学を学べるように工夫しました。大学受験に備えて、必要以上に早進みする塾もありますが、ゆっくり着実に学ぶことで、大学受験にも大学入学後にも役に立つ数学力が育つのです。

(2)受講生が数学を楽しめる
公式を暗記して、練習問題をこなせば、確かに一定程度数学はできるようになります。しかし、それは全く面白くない勉強法です。公式には、数学のエッセンスが詰まっているので、公式の意味を理解することが実は一番大事なことなのです。例えば、「マイナス×マイナスがプラスになる」なんて規則を覚えるより、その意味が「複比例」を考えて当然だと理解できれば、より一層応用が効きます。数学ができるようになるには、数学が好きになることが一番の早道です。そして、数学が好きになるためには、公式の意味を理解することと、実際に興味深い数学の問題を自分自身で考えることが唯一の方法なのです。

(3)復習しやすいテキストに
1回(1週)ごとのテキストから、4回(4週)ごとのテキストにし、問題の量も減らしたので、より復習しやすいようになりました。一方、巻末の解答は、授業を休んだり、授業で取り上げなかったりした場合でも読むだけで理解できるように、より丁寧で、単に、解法だけでなく、問題の意図や、解法の考え方も含めたものにしました。問題の量は減っていますが、テキストの問題をやるだけで、必ず力がつきますので、復習は定期的に必ずやってください。

古川昭夫

0120-3759-37 日曜・祝日を除く11:00〜18:00