リベラル読解論述研究

教養を深め、主体的に学ぶ力を育む

この講座では、書籍を読んでそこに書かれている内容を整理した後、意見交換したり、小論文課題に取り組んだりします。この講座はY-SAPIXが独自にゼロから作り上げたものであり、読む、書く、話す、聞くという言語活動を通じて、読解力や記述力、それに他者との合意形成に向けた生産的な討論の術を身に付けていくことを目指すものです。
「ひと月に1冊」をペースに、多様なジャンルの書籍を読んでいきます。選抜方法が多様化している今の大学入試においては、国語の試験だけでなく、面接試験や小論文、あるいは志望理由書の作成などの場においても高い思考力が求められます。また、求められていることを正しく把握し、書かれていること、あるいは話されていることを理解し、そこから自分の意見を的確に伝えていく必要があります。リベラルアーツやアクティブラーニングの重要性が説かれて久しくなりますが、持てる知識を活用して論理的に考えることは、今のような変化の激しい時代においてこそ重要になります。リベラル読解論述研究を受講することで、大学入試で確実に成功を収め、その先の豊かな人生へつなげていきましょう。

大学受験にもその先にも役立つ「書く力」を

説得力のある充実した文章を書くことは、簡単ではありません。豊かな知識と語彙をもとに、論理と構成を整えてまとめる力が必要です。Y-SAPIXでは、受験のみならず一生役立つ本格的な「書く力」の養成を目指しています。表現力向上のためにまず重要なのは、文章の読み方を変えることです。ただ受け身で読むのではなく、著者の問題意識を理解して自分の問題として考えてみること、著者とは異なる考え方の可能性を探ること。そのような積極的な姿勢が表現の第一歩です。リベラル読解論述研究の授業では、常に「君はどう思う?」と自分の意見を求められるため、この積極的な姿勢が自然と身に付きます。
そして文章を書いたら、自己満足で終わるのではなく、客観的な評価を受けることが大切です。講師による答案の添削では、「そこはもっと具体的に」「そちらよりもこちらに字数を割いて」などと、細かくかつ厳しく改善点を示します。これを繰り返すことで、自分の文章の弱点を自覚することができ、最初は分かりにくい文章を書いていた生徒も、見違えるように良い文章を書けるようになります。

授業の流れ

  • 1 読解
    書籍を丁寧に読み込んで内容を整理する
    リベラル読解論述研究では、他教科とは異なり、あらかじめ購入した課題書籍を読んでから授業に参加してもらいます。まずは、書かれている内容を正確に読み取ることが必要です。読解の際には、書籍の中で頻繁に使用されている用語や歴史的事実、登場する学者について調べたり、自分が持っている知識と結び付けたり、「他の場合にも当てはまるのだろうか」というように、新たな論点を考えながら読むことが大切です。
  • 2 表現・討論
    「聞く」から「書く」「話す」へ
    独自のテキストを通じて、書籍の内容を理解します。まずは、対比構造や具体・抽象の関係、比喩表現や心情の変化などを確認します。それを踏まえて、独自の解釈や意見を発表し、討論の中でその是非を検討します。
  • 3 小論文作成
    自分の意見を論理的に伝える
    各期の授業では、書籍の内容を踏まえた小論文課題に取り組みます(400〜600字程度)。その最大の目的は、「書く」という作業によって、それまでの授業の中で考えた自分の意見を整理し、「他者に理解してもらうこと」です。そのため、受講生が書いた文章は全て、「文章の構成」と「論拠の妥当性」の2つの観点から添削します。
  • 4 添削・採点
    多角的な評価と丁寧な添削
    添削・採点では、「論点をどこに置き、どのような結論を設定しているか(視点)」「論を支える根拠や説明は詳しく説得力があるか(具体性)」「文章構成や語彙、漢字などの面でミスなく文章を書けているか(形式)」といったさまざまな角度から答案を分析します。自分の文章のどこが良くなかったかがはっきり分かるので、「次に書くときに気を付けること」として目標設定することができます。

お問い合わせ: 0120-3759-37 (日曜・祝日を除く14:00〜18:00) Webフォームで問い合わせる