Y-SAPIXでは、これから求められる学力とリテラシーを高める未来対応型の新論文コンテストを実施いたします。
本をじっくり読み、理解し、読み取った内容をもとに自分の意見を文章にする。このコンテストでは皆さんに「表現することの喜び」を体感してもらいたいと考えています。
※応募締切となりました。優秀者は、12月頃に表彰式を行います。
実施概要
対象 |
全国の高校1年〜3年生・中学1年〜3年生 優秀作品および表彰式の模様は、Y-SAPIXホームページおよび情報誌「Y-SAPIX JOURNAL 2月/3月号」に掲載させていただきます。 |
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書籍 | 『暴力はどこからきたか —— 人間性の起源を探る』山極寿一(京都大学総長)著(NHK出版 2007年刊) |
締切 | 2016年9月20日(火) |
賞品 |
以下の金額相当の図書カードを贈呈 最優秀賞・・・3万円(1名) |
今回の課題
- 日本語版
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本書の考察を参考にし、人間社会に特有の「暴力」とは何であるかを示し、それについての意見を1200字以上1600字以内で論じなさい。
- 英語版
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By reading the material define the “violence” which is said to be found exclusively in human community, and explain this in your own words. Your opinion on the matter is also necessary. Your essay should be no less than 350 words and no more than 500.
Y-SAPIXは読解力や表現力を重視します
論文コンテストを主催するY-SAPIXでは、中高生を対象にした発信型授業「リベラル読解研究」を行っています。
哲学、歴史、経済、言語、医療などの様々な分野の書籍を読み、内容の要約や討論などを通して、読解力や表現力を養成します。大学入試のみならず大学入学後を見据えた画期的な授業であり、論文コンテストもその一環です。
指定書籍について
『暴力はどこからきたか —— 人間性の起源を探る』山極寿一(京都大学総長)著
(NHK出版 2007年刊)
霊長類学の権威で、京都大学総長を務める山極寿一先生は、今回の課題図書『暴力はどこからきたか』の序文で、次のように問いかけます。
「人間はいつからこんなにも戦いに固執するようになったのか。ゴリラの社会と比べたとき、私はその違いに愕然とせざるを得ない。」
世界では戦争やテロが絶えず繰り返され、多くの人々が犠牲になっています。人間社会に特有の悲惨な暴力の連鎖は、なぜ起こるのでしょうか。これからの時代、私たちはどのように共存していけばよいのでしょうか。ゴリラやチンパンジーとの比較から人間性の根源をさぐったユニークな書籍を参考にして、皆さん自身で考察を深め、論文にまとめてみましょう。
お申し込み方法
※応募締切となりました。
- 発表・表彰
- 優秀者は、12月頃に表彰式を行います。
発表・表彰に関して
優秀作品および表彰式の模様は、Y-SAPIXホームページおよび情報誌「Y-SAPIX JOURNAL 2月/3月号」に掲載させて頂きます。あらかじめご了承ください。
※選考結果につきましては10月下旬までに表彰対象者様にご連絡いたします。それ以外の方へのご報告は、ホームページおよびY-SAPIX JOURNALへの情報掲載にて替えさせて頂きます。