第16回 センター試験〈数学Ⅰ・A Ⅱ・B/物理Ⅰ/化学Ⅰ/生物Ⅰ〉

医学部研究室

センター試験〈数学Ⅰ・A Ⅱ・B/物理Ⅰ/化学Ⅰ/生物Ⅰ〉

数学Ⅰ・A Ⅱ・B

本番の試験に向けて、実戦演習をしましょう。センター用問題集や過去問、代ゼミ全国センター模試を大問ごとに時間を計って解くことです。答案の見直しも含めて60分で解き切ることを目指しましょう。

問題演習の過程で、基本事項に不安を覚えた分野があったら、早急にその分野を復習すること。国公立大医学部を目指すには、数学は満点を目指さねばなりません。また、出来なかった問題、時間のかかった問題は、解答を見て理解するだけでなく、もう一度解き直して時間をかけずに解けるようになりましょう。11/23実施の代ゼミ「センター試験プレテスト」は必ず受験してください。

物理Ⅰ

医学部を目指すほどの受験生なら、問題そのものが難しくて解けない、ということはまず無いでしょう。合格のための高得点を狙うのに注意すべきは、ケアレス・ミスです。

本番では平常心と異なり、どこか注意の行き届かないところが出てきます。したがって、ある問いの解答を後回しにするためその解答欄を空欄にするのは、絶対に避けるべきです。間違って次の解答をマークする可能性があります。常に問題を解くことのみに集中できるようにしましょう。そのためにはマーク式解答用紙を用い、時間内にミス無く解答する練習をすると良いでしょう。

化学Ⅰ

医学部上位校は、最低でもセンター試験を85%以上死守し、完全解を目指す努力が必要です。

理論分野では化学の基礎事項、原理、現象について知識に漏れがないか再確認し、計算問題の反復演習の強化を。無機・有機分野では曖昧な知識が原因で失点するケースは厳禁!とくに、有機分野はややレベルの高い問題も出題されているので、考察問題や教科書の実験項目まで手を広げた上で、演習を通じて知識を総整理し、実戦力を確実に身に付けておく必要があります。

生物Ⅰ

センター生物で7〜8割を取るのは比較的容易ですが、満点を取るのは簡単ではありません。

(a)不得意分野を完全になくし(b)グラフや図表の読みとりを確実にし(c)生物学的視点を伴った読解力を身につけ(d)特有の設問形式に慣れるという4つのセンター生物攻略ポイントを完璧にしてください。

より満点に近づくためには、過去問やセンター用新作問題の演習が欠かせません。それらを短期間に容易に実現する方法として、テストを通して実戦力を養う代ゼミ冬期直前講習会を利用しましょう。

SAPIX YOZEMI GROUP「2011-2012 WINTER 医学部合格プロジェクト」より転載

次回は、『医学部入試合格のための対策〈数学〉』を掲載予定です。

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