第2回 論理力評価テストSRT 問題と類題の紹介(2016年11月13日実施)

論理的思考力を測るための新しいテスト

Y-SAPIXでは2016年11月13日()、中1、2年生対象に「第2回 論理力評価テストSRT(数理探究・解釈探究)」を実施しました。このテストはSAPIX・代ゼミグループが独自開発した、現在進行中の大学入試改革で求められる論理的思考力を測るための新しいテストになります。

大学入試改革の方向や内容を詳細に分析・検討し、作成しています。昨年11月に実施した「第1回 SRT」では、現行の大学入試センター試験の後継となる大学入学希望者学力評価テスト(仮称)の問題イメージにそっくりの出題も含まれていました。(解釈探究)

2020年度以降に大学受験を迎える現中1、2年生のみなさんは、これから求められる学力-思考力・表現力がどのようなものなのか早期にチェックしてみてください。

今回は、「第2回 論理力評価テストSRT(数理探究)」の 3 問4とその類題をご紹介いたします。

※2016年11月13日実施「第2回 論理力評価テストSRT(数理探究)」より

類題

次が「ローリングシャッター現象」の実際の写真です。走行する電車内から風景を撮影したもので、写真の左側の壁の一部分がゆがんでいることが分かります。

類題 画像1
類題 画像2
類題 画像3
類題 画像4
上の写真において、撮影する部分の移動する向きが上から下のとき、走行する電車の進行方向は、写真に向かって右側か左側か。

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解答・解説

答え 向かって右側
解説 撮影する部分の移動する向きが上から下であり、壁が右側に傾いているので、外の風景は右から左へ移動していることが分かります。よって、電車の進行方向は向かって右側です。
ねらい 知識の有無に左右されず、問題文に書かれている内容を理解する力、理解した内容を活用する力を測ることをねらいとしました。また、このような問題を通して、身近にある事柄に興味関心をもち、自ら探究する姿勢をもつきっかけになることを期待しています。
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