第6回 2011年度(前期)英語概評

東大研究室

英語 概評

英語概評:出題分析・設問別講評

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合格アドバイス

問1

(A)の要約問題は、昨年に引き続き、科学的な話題の英文が題材になっているが、「挙げられた例にも触れながら」という指示がなくなり、一般的な全文要約問題になった。まとめにくい内容であり、字数内で納めるのに四苦八苦した受験生が多かったと思われる。

(B)の段落整序長文問題は従来は1問だけだったが、今年は(B)、(C)の2問に分割された。決して難しくはないが、英文の総語数が1,000語を超えるので、かなりの速読即解力が要求される。また、行き詰った場合の柔軟な頭の切り替えも重要になる。

問2

(A)の自由英作文は、会話文の2箇所の空所をそれぞれ15〜20語の英語で埋める問題が出された。空所の前後と整合性のある内容にするには結構骨が折れる問題である。

(B)は3年ぶりに自由英作文に戻った。It is not possible to understand other people’s pain.という内容について思うところを50〜60語の英語で書くもの。understandとpainは一回しか用いてはならないという条件がついており、やりにくい。

問3

リスニング問題は、ディクテーションが姿を消し、3問とも選択式の内容一致問題になった。(A)は読解問題として解いても迷う選択肢がある。(B)は質問文が問題冊子に印刷されていないため、事前に内容を予測しにくい

問4

(A)の文法上不要な1語を指摘する問題は例年通り。昨年とは違い、(1)〜(5)の各文はそれぞれ独立した内容の英文が使われている。この中には文構造が把握しにくいものが含まれており、全体としてはやや難というレベルである。

(B)の下線部和訳問題は例年通り、長文中の3箇所を和訳させるもの。(1)は易しいが、(2)と(3)は構文がやや複雑でかつ自然な日本語に訳出するのに苦労する

問5

例年通りの総合読解問題だが、3年ぶりに小説文が用いられた。第1段落は代名詞が誰を指すのか分かりにくいが、その他の段落は比較的読みやすい。設問は空所補充、並べ替え、言い換え、下線部の意味、下線部和訳など多岐に渡るが、紛らわしいものや深い読みが必要なものは少なく、例年より取り組みやすい。ただ、総語数が約970語と多いので、速読即解力が求められる

SAPIX YOZEMI GROUP「2011 summer東大合格プロジェクト」より転載

次回は、『東大の「進学振り分け制度」とは?』を掲載予定です。

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