データ分析力を養う

共通テストの地歴・公民科目では、上記の例題のような形で資料や図表・グラフなどのデータから、背後にある事象についての情報を読み取る力が重視される見込みです。
こうした問題を解くためには、まずデータのどの部分に注目すべきかを自分で判断しなければなりません。本問の場合、昼夜間人口比率(昼間の人口を夜間の人口で割った値)に着目したうえで、「昼間の人口が少ない都市とはどのような都市なのか」を考える必要があります。
授業中の講師との対話や問題演習を通じて、こうした問題を解くための分析力を養いましょう。
記述・論述力を磨く

東京大学 世界史入試問題(2015)
第1問「モンゴル時代」の広域交流の諸相 答案添削例
東京大学・京都大学・一橋大学などの地歴・公民の科目で出題されるような論述は、ほとんどの高校生にとっては経験がないもので、「そもそも何を書けば得点につながるのかがわからない」という生徒が多く見受けられます。また、自分の書いた答案の弱点を自分自身で把握することは困難です。論述のスキルを上げるためには、ほかの人からの添削を受けることが最も効果的といえます。
各大学の出題傾向をふまえた演習問題を行い、講師による添削指導を受けることで、必要な論述力を効率的にアップさせましょう。