プレY-SAPIX
小6コース

なぜ、小6のこの時期が大切なのか

• #1 付属小学校にいることのメリット

  付属小学校に在籍することには、さまざまなメリットがあります。そのひとつに、受験を経ることなく中高一貫校に進学できることです。これにより、受験勉強にかかる数年間を他の活動に振り分けることができます。子どもたちはより幅広い経験を積むことができ、個々の興味や才能を追求する時間を持つことができます。

  また、中学受験の学習が本格化するのは小学4年生ごろからです。低学年から準備に入る家庭も少なからずあります。受験の重圧を感じずに自分のペースで学ぶことができます。

• #2 数学の先取り学習か、算数をじっくり学ぶか

  学習塾が行っている中学進学のための準備講座では、多くの場合、数学の先取り学習が行われます。しかし、ただ先に習うことだけで満足してしまうと、本当に理解しているかどうか見極めることができませんし、先に勉強したから大丈夫という油断を生むこともあります。単なる詰込み型の先行教育ではなく、重要なことは、『できる・わかる』という経験を積むこと。じっくりと算数を学ぶ時間も大切です。そうすることで、子どもたちは基礎をしっかりと築き、数学への自信を培うことができます。

  さらに、学ぶことの主体性を育むことも重要です。自ら考えることの面白さを体験し、自分自身で問題を解決する能力を養うことに時間を使うことがこの時期にするべきことです。

• #3 変わりゆく大学受験に向かって

  現代の大学受験は、知識だけでなく思考力と表現力が求められています。これに伴い、教育におけるアプローチも社会全体で変化しています。こうした背景があり、2020年「大学入学共通テスト」へと変更になり、上記の力を土台とした問題が出題されるようになりました。求められる力は当然、『論理的思考力』と『記述表現力』です。付属小学校に在籍する皆さんには、変わりゆく大学受験に向けて、しっかりとした学力を築いていただきたいです。

  本講座では知識だけでなく、思考力や表現力を身につけることで、受験だけではなく、将来の選択肢も最大限に引き出すことができます。付属小学校での時期を、しっかりと有効に活用してください。

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