【連載】2012年3月 中学生へのメッセージ

Y-SAPIXへようこそ

新中1生の皆さん初めまして。Y-SAPIXへご入室ありがとうございます。

Y-SAPIXで学ぶ意義

改めてY-SAPIXが目指す理念のお話をしたいと思います。
  • 思考力・記述力を磨く
  • 高度な知性・教養を身につける
  • 中学受験で培った学力をさらに伸ばす

という3点になります。

そもそもなぜ学習するのか?
簡潔にお話しすれば「豊かな生活を送るため」です。個人が、仲間が、安心して生活ができるように我々は学習するのです。そして、そのためには「社会」が機能することが重要なのです。

我々人間は「社会」 という枠の中で生活しています。もちろん、もともとは他の動物とおなじ環境で生活していましたが、道具や言語を手に入れた人間はよりよい生活ができるように自らの手で環境整備を行いました。結果として安全で快適な生活が送れるようになりましたが、常にその社会は内でも外でも変化にさらされ、社会を構成する人間が様々な問題に対応しなければなりません。人間は問題解決に向けて努力をしなければならないのです。

かつて、学問の世界と実業の世界には距離がありました。しかし、今やこの二つは社会と密接な関わりを持つ存在となり、相互が補完しています。社会を向上させるためには学習を通じて、問題解決に向けての手法を手に入れる必要があるのです。
 
3つの意義の必要性
中学受験はまさに「思考」することを皆さんに求めていました。そして伝える力=「記述」することも求めていました。入試問題はその学校が理想とする生徒像をみるものといってもよいでしょう。ではなぜ、中高一貫校がこの二つを生徒に求めるかといえば、まさに大学が求める人材、ひいては社会が求める人材にたどり着きます。

問題解決に必要な学力の根底には知識が存在します。しかし、知っているだけでは過去の事例との比較でしか、問題解決ができないことになります。知識を得ながら、思考の軸を自らの中に作り上げ、その軸と知識が融合して初めて教養となるわけです。

少し前に「効率化」が重視されました。その端的な存在が「攻略マニュアル」といえるでしょう。ここには他人の作り上げたルールに沿って、莫大な時間を使わずとも結果が出せるという利点がありました。しかし、結果として、問題の本質を求めない解決法は身動きのとれない状況を生み出します。我々が陥っている状況ではないでしょうか。

初めて見る問題に対して、培った学力を用い、解決の方法を見いだしていくことを続け、常に新たな問題に接していくことが、「社会」をリードする人材になる唯一の方法といっても良いでしょう。

習慣づいた学習方法を継続することはとても重要です。Y-SAPIXは新しい教科が始まるからといって学習方法を変えることはありません。

6年間を有効に使う
「ゆとり」は与えられるものではなく、自ら作り出すものです。また、非常に主観的なものでもあり、絶対的にゆとりが必要とはいいきれません。

「少年老い易く学成り難し」という言葉どおり、一歩一歩進んでいく学習には思いも寄らぬ効果があり、短時間で身につけた知識の底が浅いことはいうまでもなく、得るものも思いの外、少ないものになります。

長く見える6年間が真の意味で「思考の軸」を磨く期間になるように有効活用しましょう。

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