数学

確かな知識のうえに、論理性と表現力を鍛える

東大や医学部合格には、正確に原理原則を理解する「知識力」、題意を読みとり問題解決へのアプローチを探る「思考力」、自己の考えを論理的に説明する「表現力」の3つの力が必要です。

Y-SAPIX 中高一貫 中学生コースの数学では、この3つの力をバランスよく鍛えていくことを目指していきます。

この3つの力を鍛えていくために私たちが行ってきた指導の確かさは、これまで長年にわたりSAPIX中学部の生徒たちが高校受験、あるいは大学受験で残してきた結果からも信頼していただけると思います。

特に「思考力」や「表現力」については、テキストはもちろんのこと、普段の授業の中でも我々が強く意識して指導している点でもあります。

厳しい中学受験で結果を残してきたみなさんの力を、さらにもう一段階引き上げ、新しい「数学」の地平を切り開くような、トップレベルの授業を展開していきます。

学年・単元の縦割りを超える新カリキュラム

前述の3つの力のうちの「知識力」については、より効果的に力をつけるために、学習する順序を学年・単元の垣根を越えて適宜入れ替えています。

関連性のあるテーマは、連続して学習するからこそ体系化された理解が可能になり、それを身につけるうえでの最短コースになります。

学年・単元の縦割りカリキュラムにせず、大学受験に必要なものを早い段階から、必要な時期に、取り組むようにしています。

また、このようなカリキュラムの柔軟性を生かして、思考力を問う問題や数学的な好奇心を刺激できるような素材を積極的に提示していき、「知識力」の定着の一助にしていきます。

物事を数学的にとらえたり実証的に分析できる視点を、考え方や解法などをぶつけあいながら育てていきます。

数学で、読解と論理の力を鍛える

「表現力」とは、数学では、与えられた問題や式を考えやすいように組み立て直したり、思考の過程を論理的に示すという作業に関わる能力になります。

そういう意味では「読解力」と表裏一体の面もあるかもしれません。例えばこんな問題はいかがでしょうか。

ある分かれ道があり、片方が正しい道で、もう片方は行き止まりになる道です。分かれ道には「絶対に正しいことを言う人」と「絶対に嘘をつく人」がいます。あなたにはこの2人の区別がつきませんが、どちらかにある質問をすれば、絶対に正しい道を選ぶことができます。さて、それはどんな質問でしょうか?

数学というとどうしても「数字絡み」というイメージがあると思いますが、それだけではありません。実はこの問題は物事を論理的に考えるという立派な数学なのです。

これを「読解」して「表現」することはできますか?

FROM CLASSROOM

復習に重点をおいた教材構成

教材は基本的に1週間で1冊という形をとっています。毎回の授業のテーマが絞られているので学習しやすく、1冊の中に思考力を要する問題まで掲載されており、洗練された教材となっています。

テキストは取り扱うテーマごとに分かれており、その中もさらに細かく分割され、各センテンスごとに例題を経て問題演習というセットになっており、学習効率を高める構成になっています。

生徒とともに作り上げる緊張感ある“生きた授業”

授業は、導入→例題提示→演習→解説という流れで進みます。一般的な塾や予備校で行われている、講義中心の授業ではありません。

演習の時間を確保し、その場で確実な定着を図ります。基本をしっかり押さえつつ、生徒への発問や生徒からの質問で授業が展開されます。

一方通行の授業ではないので、同じテーマでも講師・生徒・時期に応じてさまざまに授業が変化します。1つとして同じ授業は存在しません。

このように、その場の流れでより生徒の思考に合わせた「生きた授業」が展開されることがY-SAPIX 中高一貫 中学生コースの授業の特徴です。

その結果、今まで築いてきた、イメージや価値観が覆ることが多々あることでしょう。このような体験は、みなさんの能力を飛躍的に向上させるはずです。

宿題は基本的に毎回出されます。1冊のテキストは、宿題で出す課題も含めて作成しているので、1冊のテキストを完璧に仕上げることによって、その単元を完全に理解・マスターできます。

中学校生活は部活動などで忙しいですが、毎日少しでも勉強する時間を確保することが大切です。

さらに、大学受験の観点から考えると、自ら進んで問題を認識し、学習していく姿勢が必要になってきます。

Y-SAPIX 中高一貫 中学生コースの数学では、その第一歩がスムーズに踏み出せるように、授業と教材、毎回の宿題で学習習慣の定着を図っていきます。

1つの公式・定理から「広げて、つなげて」考える

数学の授業というと、どのような授業を想像するでしょうか?「数式だけの羅列、無味乾燥な定理・公式のオンパレード」などではないでしょうか。

確かに、定理や公式は扱いますが、Y-SAPIX 中高一貫 中学生コースの数学の授業では、その定理・公式の証明はもちろんのこと、その定理に関する派生的な内容にも触れます。

例えば、「13人の中で最低でも同じ誕生月の人が2人いる」―これは当たり前ですよね。実はこの考え方を発展させると「分数は小数で表すと有限小数か循環小数のどちらかである」ことも証明できてしまいます。

ある1つのことを使って、一見関係のないような他の事象を説明できるというのも数学のおもしろさです。

このような数学を通した世界の広がり、数学的な物事のとらえ方・表し方を、みなさんの柔軟な思考力・発想力も借りながら、教室で一緒に味わっていこうと思います。

厳しい中学受験を突破してきた優秀なみなさんの知的欲求を、必ず満足させるものがY-SAPIX 中高一貫 中学生コースの数学にはあります。数学的感性を刺激し、自己表現のための数学力を高めます。

3年間の流れ

中1時 答えを求める「算数」から、答えを導くための論理を学ぶ「数学」へ

中学校では、これまで「算数」として学習していた科目が「数学」という新しい名前になります。大きな違いとしては、負の数の登場や文字式の活用が挙げられます。

これまでの「算数」では計算して値を求めることに主題がありましたが、「数学」では計算してさまざまな事象を調べたり、考察したりできるようになります。

また、文字を使って考えることが必要になります。それにより、物事を一般化して捉えることができるようになります。これは数学的な思考力の中で、もっとも重要なことです。

数学で求められる力は、論理的思考力と客観的表現力ですが、これらはいずれも文字を利用することにより達成されます。

また、図形もさまざまな約束事(定義)のうえでしっかり考え方を重ねていくことが必要になってきます。

中1では「代数」「解析」「幾何」をバランスよく扱い、数学的な思考力の基礎を築きつつ、学年の終わりには2次式まで学習していきます。

中2時 中学範囲修了、より広い数学の世界へ

中2では夏までに中学課程の内容を完全に修了し、それと関連づけをしながら高校範囲の数学に入っていきます。

中学範囲の学習において最重要定理の「三平方の定理」をしっかり学習した後、三角比や正弦定理・余弦定理を学習して、より一般性の高い内容を学習していきます。

同様に、代数では「虚数」の概念を導入していきます。他には確率や論証など、中1で築いた思考力の基礎の土台にさらなる肉付けを行っていきます。

中3時 センター試験レベルまで対応、3年後の飛躍へ

中3では高校数学の主要範囲を扱い、センター試験レベルまで対応できるようになります。

数学Ⅰ・A(公立高校の高1で学習)と数学Ⅱ・B(公立高校の高2で学習)の内容から、重要度の高いもの・学習の効率などを考えてカリキュラムを組み、学習していきます。

この学年で、高校で学習する主だった単元の基本をしっかり押さえ、Y-SAPIX 高校生コースでのさらなる学習の深化へと繋げます。

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