Y-SAPIXを支える根幹 リベラル読解研究ゼミ
「リベラル読解」は、リベラルアーツ(liberal arts)にちなんで名づけられた教科名です。
リベラルアーツとは、「人を自由にするための学問」。その起源は古代ギリシアにまでさかのぼります。奴隷ではなく、自由人であるために必要な科目、それがリベラルアーツです。
その内容は「自由七科」と呼ばれ、言語に関わる「文法・修辞学・弁証法(論理学)」の「三学」、および数学に関わる「算術・幾何・天文学・音楽」の「四科」から成ります。
現在では、これらは大学の教養課程として、自然科学、社会科学、人文科学を包括する幅広い教養としてとらえられるようになりました。
東大や医学部で学ぶためには自発的、積極的な学びの姿勢が欠かせません。広い分野への関心と探究心を持つことが、疑問を持ち、問いかけ、究めるという姿勢につながります。
東大や東京医科歯科大学が教養学部や教養部の存在を誇る理由も、そこで「学ぶための姿勢」を持った学生をきちんと育ててきたという実感にあるのではないでしょうか。
中学校、高等学校の段階から、さまざまな分野の重要な文献、古典に直接触れ、それらを少人数でじっくりと精読し、それに関して活発に討論する。そして、その成果を自分なりに文章にまとめる。
そのような作業を通して、受信力と発信力の双方を備えた「自由な」人間形成を図る。それがリベラル読解研究の理念です。
特定の科目の枠に縛られることなく、東大・医学部入学後にも役立つ、ほんとうの「学力」を身につける場。自発性、積極性にもとづく真の「学び」を実現する場。それが「リベラル読解研究」です。
リベラル読解研究では東大の行動指針「Forest 2015」に向かって学力を育てます。

中学で「芽」(Sprout)吹いた知力の基が高校生になる頃に「樹」(Tree)を目指すことになり、最後には「森」(Forest)を目指します。
- 中高一貫校生対象〈リーディング・リテラシー〉を構築「リベラル読解研究S」
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2011年5月 Y-SAPIX 中高一貫 中学生コースにて開講
中学受験で培った読解力・表現力をリーディング・リテラシーとして完成させるために現代文・古文を問わず、さまざまな分野の文献に触れる。
理解力、要約力、表現力を伸ばすために、「意見の交換」によって多角的な視点を手に入れることを重視し、自らまとめた文章を基に受講者同士のディスカッションを行う。
現在、大学で研究されている最先端の分野に関しても専門の講師が指導し、将来、構築すべき幅広い知識を身につける「芽」を育てる。
- 高1・高2生対象「リベラル読解研究」
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Y-SAPIX 高校生コースにて開講
高1・高2で読書の習慣を身につけ、自然、人文、社会科学の基礎的な教養を習得する。
「医学・生物 [生命科学]」「歴史・芸術」「文学・心理」「政治・法律」「経済・社会」「科学論」「哲学・思想・言語」の7テーマを1年間を通じて満遍なく扱っていく。
講師による基礎知識・背景の説明を踏まえ、一人ひとりの考えを言葉にしていく。リベラル読解研究では普段めったに読む機会のない良書をテキストとし、一人ではなく皆で読み込んでいく共通体験を味わっていくことで、現代の諸問題を真剣に考え、議論し、意見を発信していく。
「タフな東大生」になるための必須授業。
リベラル読解研究Sのポイント3つのフィールド

- 現代文リテラシーフィールド
- まさにリーディングリテラシーに直結するフィールド。母語である日本語を縦横無尽に操ることができるように「行間・背景も読む」読解力・「意見を言うことのできる」表現力に磨きをかける。
- 先端領域・サーチフィールド
- 現在、大学で行われている最先端領域の研究内容を教材として使用し、その分野に精通した講師が授業を担当。生の研究領域の「今」を身近に引き寄せる独自のカリキュラムで学問への「扉」を開く。
- 古典リテラシー養成フィールド
- 代表的な古文・和歌・漢文を通して、古来ある日本語の表現を学ぶ。軽視されがちな耳からの学習も重視。読解を行ってから、必要な知識を学ぶ。知識のみに偏らずに、「日本語」としての古文読解を行う。
授業の流れ
※「リベラル読解研究S」は90分の授業2~4回で1タームを構成します。年間で「現代文リテラシーフィールド」「古典リテラシー養成フィールド」「先端領域・サーチフィールド」の各フィールドをバランスよく扱っていきます。
現代文
- 第一講
- タームで学ぶテーマについて課題となる文章に触れ、設問をこなし、講師の解説を受ける。受講生それぞれの解答を発表しあう。
- 第二講
- 文章の内容をまとめる上でのポイントをそれぞれの解答から解説。テーマの問題点を共有したうえでディスカッションを行う。
- 第三講
- 最終的に自らの言葉でテーマの内容をまとめる。
古文
- 第一講
- まず暗唱からスタート。黙読ではない、音声の醍醐味を味わい、古典独自のリズムに慣れる。作品の時代背景を講師が説明。複合的に内容を捉える。
- 第二・三講
- 作品の重要部分を読解。まずは音読を通して自らの言語感覚を磨きながら内容を理解する。さらに重要な単語、文法事項を解説。古典を読む技術をマスター。











